ミノキシジル注射は果たして発毛効果は強いのか?
2014/03/21
最近AGA改善を扱っているクリニックでは、ミノキシジルを頭皮に注射する毛髪再生療法の育毛カクテル(成長因子グロースファクター)のようなアイテムが増えて来ています。
これまでミノキシジルというと、塗りミノキ(リアップ、ロゲイン、ポラリスなど)や飲むタイプのミノタブ(ミノキシジルタブレット)の2つが主流でした。
ちなみに、塗りミノキはリアップ等で日本でも一般の薬局で販売されることが認可されている商品ですが、ミノタブはネット通販で購入するしかないですし、副作用の問題もあったりするので注意が必要ですね。
そんな中で頭皮にミノキシジルを注射して発毛成分を注入する方法が新しく登場したわけです。まだミノキシジル注射の経験者の実体験情報は少ないですが、日本ではHARG療法の発毛法で使われていたりします。
HARG療法による育毛方法の中には、ミノキシジル注射だけでなくレーザー照射によるレーザー育毛などの方法も使っているため、ミノキシジル注射(グロースファクター注射)のみのエビデンスは不明ですが、HARG治療の経験者の中には、かなりAGAの薄毛が改善されている例もありますね。
ただし他の海外ではメジャーな方法ではなく、発毛な医療の研究でも強いアメリカではほとんどミノキシジル注射による薄毛治療は行われていないようです。
ミノキシジル注射の情報をまとめると、ミノキシジル注射による育毛効果の有効性は科学的な証拠としては不十分で、作用機序を考慮すると頭皮の非常に細い毛細血管へ直接ミノキシジルを投与しないと大きな効果はないとも考えられています。