ポラリス育毛剤の発毛実践日記

フィンペシア(フィナ)や発毛剤ポラリス(ミノキシジル育毛剤)を使った育毛を目指す実践日記や発毛効果、効能などのノウハウを記録しています。

ミノフィナ効果で生え際の後退は回復改善するのか?

      2016/07/25

ミノフィナ 生え際

ミノフィナで生え際の後退をストップさせることは可能なのでしょうか?100人中100人に効く発毛法はありませんから、ミノフィナの発毛効果も確実に効くとは断言できません。

ただ、生え際の後退に焦る多くの男性を救ってきた実績があることは間違いありません。

もしミノキシジルもフィナステリドも生え際に対して無力なら、ミノフィナと言う造語は誕生していなかったはずです。

ミノフィナの生え際回復、改善効果には根拠があります。生え際は抜け毛の原因になる還元酵素、5αリダクターゼが密集しています。

生え際が薄毛になりやすいのは、脱毛因子の数が部分的に多いからです。この脱毛因子の働きを抑える成分こそ、フィナステリドです。

ミノフィナ発毛作戦が効く理由

フィナステリドだけでは生え際の後退を遅らせることしかできません。ヘアサイクルが正常でも、1日に50本から100本の髪が抜け落ちます。抜け毛を減らすだけではなく、同時に発毛を促さない限りジリ貧になるのは分かり切っています。

銀行口座からお金を下ろし続けたら、入金しない限りいつか貯金がそこを尽きてしまいますよね。フィナステリドが節約対策だとしたら、ミノキシジルは入金対策になります。

髪を成長させることができるミノキシジルと組み合わせてこそ、フィナステリドの真の実力が発揮されます。生え際の後退を止めて前髪を増やすには、ミノフィナ作戦が有効です。

ミノフィナが生え際に効かない原因

残念ながらミノフィナが生え際に効くとは限りません。生え際が後退する理由は5αリダクターゼだけではありません。

例えばストレスのせいで脱毛症を患っている患者さんなら、ミノフィナ以外の治療方法が必要です。

ミノフィナが得意なのは、5αリダクターゼが原因の脱毛症です。ただし生え際の5αリダクターゼの働きが活発過ぎて、フィナステリドでは抑制し切れないことがあります。

フィナステリドで抑えられないほど5αリダクターゼの勢いが止まらないなら、1.5倍威力が強いデュタステリドを試すしかありません。

厄介なことに、フィナステリドの耐性の可能性も否定できません。耐性に関しては賛否ありますが、使い続けるうちに効かなくなるケースも報告されています。

もし使い始めて数年は生え際に効いていたのに次第に元に戻ってしまったら、耐性のしわざかも知れません。

そもそも毛乳頭そのものが退化してしまっていると、いくらミノフィナで攻めても発毛させるのは無理です。

毛乳頭は髪の成長に欠かせない栄養分を毛母細胞に与える働きがありますが、機能を失った毛乳頭はヘアサイクルを乱すだけで発毛を促すことはできません。

ミノフィナはあくまでも毛乳頭が生きているAGA男性のための発毛アプローチです。

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