ミノフィナを始める前に副作用を絶対知っておくべき理由
2016/07/10
実践する以上必ず把握しておきたいミノフィナの副作用、デメリットや症状、対策についてお話します。
ミノフィナはミノキシジルとフィナステリドを併用する発毛作戦で、2種類の有効成分を一緒に使うことで相乗効果が得られます。
ただ、副作用に関してはミノフィナと一緒くたにせず、それぞれの薬剤のリスクを正確に理解するのがポイントです。
ミノキシジルの副作用リスク
ミノキシジルは元々高血圧の薬として開発されました。つまり、血圧を下げる作用が強いので、低血圧の男性は使うことができません。
薄毛クリニックでもAGA治療を始める前に血液検査と血圧検査を行います。リアップのような外用薬よりも、飲み薬の発毛パワーの方が強い分、副作用も強力です。
健康なら大丈夫ですが、ミノキシジルの錠剤を飲んだあと身体に負担がかかり、動悸や息切れがすることもあります。
寝起きが悪くなる症状、頭髪以外の体毛も濃くなる症状も典型的な副作用で、ミノキシジルを飲むデメリットです。
フィナステリドの副作用リスクは禿げるより怖い??
フィナステリドは元々前立腺肥大症を治すために開発された薬なので、副作用の大半は性機能に関わるものです。
性機能が不安定になり、性欲が減退し、精子の数が減る症状が代表的な症状です。
妊活中、不妊治療中なら禿げるより怖い副作用かも知れません。うつや肝機能障害の副作用が起きることもあります。
女性は触れるのもダメ!!
ミノキシジルとフィナステリドの深刻な副作用が現れるのは、女性です。特に男の子を妊娠中の女性は絶対にミノフィナを服用してはいけません。胎児の性機能に障害が出る恐れがあります。
女性はミノフィナに触れるだけでも皮膚から有効成分を吸収してしまいます。奥さんが妊娠中の男性、子宝を待ち望んでいる夫婦はくれぐれもミノフィナの保管に注意して下さい。
念のため無事に出産するまでミノフィナの使用を中断した方が無難かも知れません。
ミノフィナ副作用の対策
「腎障害を患っているけれどミノフィナに挑戦したい」、「低血圧だけどミノフィナの発毛チャンスに賭けてみたい」なんてケースはリスクが高過ぎるので論外です。
健康体だけどちょっとした副作用が出ているだけなら、対策は可能です。
ミノキシジルなら錠剤より外用薬の副作用リスクの方が低いので、濃度の低いローションに切り替えることでデメリット面を避けやすくなります。