最先端の育毛治療技術に新知見!
2014/02/14
これまでマウスへの皮膚の移植だったりで毛を生やす最新技術がありましたが、最近話題になっているiPS細胞やさらにそれを効率的かつ簡単に量産可能?なSTAP細胞などが話題になっていますが、これらを利用した育毛治療技術って早く出て来て欲しいですよね。
そんな中で、今回ネイチャー(有名科学論文紙)の中に、ペンシルベニア大の中国人研究者Xiaowei George Xu准教授による発毛に関する論文が発表され、育毛業界では大きなニュースになっています。
「Nature Communications」
その発毛原理は、成人の皮膚細胞を使って、髪の毛の基になる毛包を再生するために必要な幹細胞へ戻競る技術ができたということです。
これまでの皮膚移植などとの違いは、成熟細胞(すでに成長している細胞)に毛包へ繋がる育幹細胞に変えることに成功したという点のようですね。
簡単にいうと、iPS細胞のような細胞に皮膚細胞の基を用意し、それを遺伝子操作して正常に髪が生える細胞に合わせてみたら、毛包がしっかり出来て発毛したよ!ってことのようです。
この技術の実現性はまだまだ先なのかもしれませんが、また新しい発毛技術の夢を切り開いてくれる技術であることは間違いなさそうです。
レーザー治療による育毛なんかよりも髪が生える皮膚(細胞)を移植できれば間違いなく最強の発毛法になると思いますし、そうなればAGAの原因が増えても、影響せずに髪は脱毛しないような感じになるのかもしれませんね。